ntpの更新プログラムが、Red Hat Enterprise Linux 6で利用可能になりました。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度中と評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションのCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。NTP（ネットワークタイムプロトコル）は、コンピューターの時刻と別の参照される時刻ソースを同期させるために使用されます。これらのパッケージには、システム時間を継続的に調整するntpdサービスと、ntpdサービスをクエリおよび構成するために使用されるユーティリティが含まれます。セキュリティ修正プログラム：* NTPサーバーの構成ディレクティブの解析で2つの脆弱性が発見されました。リモートで認証された攻撃者は、細工したメッセージを送信することでntpdをクラッシュさせる可能性があります。（CVE-2017-6463、CVE-2017-6464）* /dev/ datumデバイスからのパケットの解析中にNTPに脆弱性が見つかりました。悪意のあるデバイスから細工されたメッセージが送信され、ntpdがクラッシュする可能性があります。（CVE-2017-6462）Red Hatは、これらの問題を報告してくれたNTPプロジェクトに感謝の意を表します。アップストリームはこれらの問題の最初の報告者であるCure53に感謝の意を表します。

Yihan Lian氏は、NTPが特定の大きなリクエストデータ値を不適切に処理することを発見しました。リモートの攻撃者がこの問題を悪用してNTPをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題の影響を受けるのは、Ubuntu 16.04 LTSのみです。(CVE-2016-2519) 

Miroslav Lichvar氏は、レート制限を実行するときにNTPが特定の偽装アドレスを不適切に処理することを発見しました。リモートの攻撃者がこの問題を利用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題の影響を受けるのはUbuntu 14.04 LTS、Ubuntu 16.04 LTS、Ubuntu 16.10のみです (CVE-2016-7426)。

Matthew Van Gundy氏は、NTPが特定の細工されたブロードキャストモードパケットを不適切に処理することを発見しました。リモートの攻撃者がこの問題を利用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題の影響を受けるのは、Ubuntu 14.04 LTS、Ubuntu 16.04 LTS、Ubuntu 16.10のみです。(CVE-2016-7427、CVE-2016-7428) 

Miroslav Lichvar 氏は、NTP が特定の応答を不適切に処理することを発見しました。リモートの攻撃者がこの問題を利用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題の影響を受けるのはUbuntu 14.04 LTS、Ubuntu 16.04 LTS、Ubuntu 16.10のみです (CVE-2016-7429)。

Sharon Goldberg氏とAanchal Malhotra氏は、NTPがゼロのオリジンタイムスタンプを不適切に処理することを発見しました。リモートの攻撃者がこの問題を利用して、オリジンタイムスタンプの保護メカニズムをバイパスする可能性があります。
この問題の影響を受けるのは Ubuntu 16.10のみです。(CVE-2016-7431) 

Brian Utterback、Sharon Goldberg、Aanchal Malhotraの各氏は、NTPが最初の同期計算を不適切に実行することを発見しました。この問題が該当するのは Ubuntu 16.04 LTS と Ubuntu 16.10 のみです。(CVE-2016-7433)

Magnus Stubman氏は、NTPが特定のmrulistクエリを不適切に処理することを発見しました。リモートの攻撃者がこの問題を悪用してNTPをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題の影響を受けるのは、Ubuntu 16.04 LTSとUbuntu 16.10のみです。(CVE-2016-7434)

Matthew Van Gund氏は、NTPがオリジンタイムスタンプのチェックを不適切に処理することを発見しました。リモートの攻撃者がこの問題を利用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題の影響を受けるのは Ubuntu 16.10 および Ubuntu 17.04 のみです。(CVE-2016-9042)

Matthew Van Gundy氏は、NTPが特定の制御モードパケットを不適切に処理することを発見しました。リモートの攻撃者がこの問題を利用して、トラップの設定や設定解除をする可能性があります。この問題の影響を受けるのは、Ubuntu 14.04 LTS、Ubuntu 16.04 LTS、Ubuntu 16.10のみです。(CVE-2016-9310) 

Matthew Van Gundy氏は、NTPがトラップサービスを不適切に処理することを発見しました。リモートの攻撃者がこの問題を悪用してNTPをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題の影響を受けるのは、Ubuntu 14.04 LTS、Ubuntu 16.04 LTS、Ubuntu 16.10のみです。(CVE-2016-9311) 

長い変数を処理するとき、NTPがメモリを不適切に処理することがわかりました。リモートの認証されたユーザーがこの問題を利用して、NTPをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。
(CVE-2017-6458)

長い変数を処理するとき、NTPがメモリを不適切に処理することがわかりました。リモートの認証されたユーザーがこの問題を利用して、NTPをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題により影響を受けるのは、Ubuntu 16.04 LTS、Ubuntu、16.10および Ubuntu 17.04 のみです。
(CVE-2017-6460)

NTPの従来のDPTS refclockドライバーが/dev/datumのデバイスを不適切に処理することがわかりました。ローカルの攻撃者がこの問題を利用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2017-6462) 

NTP が a : config ディレクティブの特定の無効な設定を不適切に処理することがわかりました。リモートの認証されたユーザーがこの問題を利用して、NTP をクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2017-6463)

NTPが特定の無効なモードの設定ディレクティブを不適切に処理することがわかりました。リモートの認証されたユーザーがこの問題を利用して、NTP をクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2017-6464)。

注意: Tenable Network Security は、前述の説明ブロックを Ubuntu セキュリティアドバイザリからすでに直接抽出しています。Tenable では、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

遠端 OracleVM 系統缺少可解決重大安全性更新的必要修補程式：

  - 新增 disable monitor 至預設 ntp.conf [CVE-2013-5211]

  - 修復 datum refclock 驅動程序中的緩沖區溢出 (CVE-2017-6462)

  - 修復無效的 unpeer 命令造成的損毀 (CVE-2017-6463)

  - 修復無效的服務器命令可能造成的損毀 (CVE-2017-6464)

  - 請勿限制來自源的數據包速率 (CVE-2016-7426)

  - 不會透過已接收的封包變更介面 (CVE-2016-7429)

  - 再次修復對根距離的計算 (CVE-2016-7433)

  - 要求陷阱命令進行身份驗證 (CVE-2016-9310)

  - 修復向陷阱利用者報告對等事件時發生損毀的問題 (CVE-2016-9311)

  - 不允許偽造封包取消調動關聯性 (CVE-2015-7979、CVE-2016-1547)

  - 不允許偽造封包啟用對稱交錯模式 (CVE-2016-1548)

  - 檢查 config 命令中新來源的模式 (CVE-2016-2518)

  - 讓 MAC 檢查可抵禦定時攻擊 (CVE-2016-1550)

安全性修正：- 在 NTP 伺服器剖析組態指示詞時發現兩個弱點。遠端、經驗證的攻擊者可傳送特製的訊息，造成 ntpd 損毀。(CVE-2017-6463、CVE-2017-6464) - 在 NTP 中剖析來自 /dev/ datum 裝置的封包時發現弱點。惡意裝置可傳送特製訊息，造成 ntpd 損毀。(CVE-2017-6462)

來自 Red Hat 安全公告 2018:0855： 現已提供適用於 Red Hat Enterprise Linux 7 的 ntp 更新。 Red Hat 產品安全性團隊已將此更新評等為具有中等安全性影響。可從〈參照〉一節的 CVE 連結中取得每個弱點之常見弱點評分系統 (CVSS) 的基本分數，其中包含有關嚴重性評等的詳細資訊。 網路時間通訊協定 (NTP) 可用來同步電腦的時間與另一個參照的時間來源。這些套件包括 ntpd 服務，其會持續調整系統時間，以及用來查詢和設定 ntpd 服務的公用程式。 安全性修正： * ntp：透過惡意組態選項驗證的 DoS (CVE-2017-6463) * ntp：透過格式錯誤的設定造成拒絕服務 (CVE-2017-6464) * ntp：DPTS 時鐘發生緩衝區溢位問題 (CVE-2017-6462) 如需安全性問題的詳細資料，包括影響、CVSS 分數及其他相關資訊，請參閱〈參照〉一節列出的 CVE 頁面。 Red Hat 感謝 NTP 專案報告這些問題。上游確認 Cure53 為這些問題的原始報告者。 其他變更： 如需有關此發行版本本的詳細變更資訊，請參閱可從「參考」部分連結的 Red Hat Enterprise Linux 7.5 版本說明。

安全性修正：- ntp：透過惡意設定選項發生驗證的 DoS (CVE-2017-6463) - ntp：透過格式錯誤的設定發生拒絕服務 (CVE-2017-6464) - ntp：DPTS 時鐘發生緩衝區溢位 (CVE-2017-6462) 其他變更：

遠端 AIX 主機上安裝的 NTP 版本受到下列弱點影響：- 在檔案 ntpd/ntp_control.c 中，ctl_putdata() 函式周圍的多個包裝函式存在多個堆疊型緩衝區溢位情形，這是因為不當驗證來自 ntp.conf 檔案的特定輸入所致。未經驗證的遠端攻擊者可加以惡意利用，誘騙使用者部署特製的 ntp.conf 檔案，進而造成拒絕服務情形甚或執行任意程式碼。(CVE-2017-6458) - 處理來自「/dev/datum」裝置的封包時，檔案 ntpd/refclock_datum.c 內的 datum_pts_receive() 函式存在一個堆疊型緩衝區溢位情形，這是因為不當驗證特定輸入所致。本機攻擊者可惡意利用此弱點，藉此引發拒絕服務情形或執行任意程式碼。(CVE-2017-6462) - 處理組態指示詞時，存在一個拒絕服務弱點。經驗證的遠端攻擊者可加以惡意利用，透過格式錯誤的「mode」組態指示詞來損毀 ntpd 程序。(CVE-2017-6464)

NTP 4.2.8p10 之前的版本和 4.3.94 之前的 4.3.x 版允許遠端攻擊者透過格式錯誤的「mode」設定指示詞，造成拒絕服務 (ntpd 當機)。(CVE-2017-6464)

遠端主機執行的 Mac OS X 是 10.10.5 之前的版本、10.11.6 之前的 10.11.x 版、10.12.6 之前的 10.12.x 版，或者不是 macOS 10.13 版。因此受到下列元件中的多個弱點影響：- apache - AppSandbox - AppleScript - Application Firewall - ATS - Audio - CFNetwork - CFNetwork Proxies - CFString - Captive Network Assistant - CoreAudio - CoreText - DesktopServices - Directory Utility - file - Fonts - fsck_msdos - HFS - Heimdal - HelpViewer - IOFireWireFamily - ImageIO - Installer - Kernel - kext tools - libarchive - libc - libexpat - Mail - Mail Drafts - ntp - Open Scripting Architecture - PCRE - Postfix - Quick Look - QuickTime - Remote Management - SQLite - Sandbox - Screen Lock - Security - Spotlight - WebKit - zlib 請注意，如果成功惡意利用多數嚴重問題，將導致任意程式碼執行。

The remote host is running a version of macOS that is prior to 10.13. It is, therefore, affected by multiple vulnerabilities in the following components :

 - Apache
 - AppSandbox
 - AppleScript
 - Application Firewall
 - ATS
 - Audio
 - CFNetwork
 - CFNetwork Proxies
 - CFString
 - Captive Network Assistant
 - CoreAudio
 - CoreText
 - DesktopServices
 - Directory Utility
 - file
 - Fonts
 - fsck_msdos
 - HFS
 - Heimdal
 - HelpViewer
 - IOFireWireFamily
 - ImageIO
 - Installer
 - Kernel
 - kext tools
 - libarchive
 - libc
 - libexpat
 - Mail
 - Mail Drafts
 - ntp
 - Open Scripting Architecture
 - PCRE
 - Postfix
 - Quick Look
 - QuickTime
 - Remote Management
 - SQLite
 - Sandbox
 - Screen Lock
 - Security
 - Spotlight
 - WebKit
 - zlib

Note that successful exploitation of the most serious issues can result in arbitrary code execution.

ID	Name	Product	Family	Published	Updated	Severity
104217	CentOS 6：ntp（CESA-2017:3071）	Nessus	CentOS Local Security Checks	10/30/2017	1/4/2021	high
101263	Ubuntu 14.04 LTS / 16.04 LTS : NTP脆弱性 (USN-3349-1)	Nessus	Ubuntu Local Security Checks	7/6/2017	8/27/2024	high
104204	OracleVM 3.3 / 3.4：ntp (OVMSA-2017-0165)	Nessus	OracleVM Local Security Checks	10/27/2017	1/4/2021	high
104206	Scientific Linux 安全性更新：SL6.x i386/x86_64 上的 ntp	Nessus	Scientific Linux Local Security Checks	10/27/2017	1/14/2021	high
109109	Oracle Linux 7 : ntp (ELSA-2018-0855)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	4/18/2018	9/27/2019	high
109453	Scientific Linux 安全性更新：SL7.x x86_64　上的　ntp	Nessus	Scientific Linux Local Security Checks	5/1/2018	2/24/2020	high
102131	AIX NTP v4 公告：ntp_advisory9.asc (IV96311) (IV96312)	Nessus	AIX Local Security Checks	8/3/2017	4/21/2023	high
105405	F5 網路 BIG-IP：NTP 弱點 (K96670746)	Nessus	F5 Networks Local Security Checks	12/21/2017	7/17/2019	medium
103598	macOS < 10.13 Multiple Vulnerabilities	Nessus	MacOS X Local Security Checks	10/3/2017	7/14/2018	critical
700511	macOS < 10.13 Multiple Vulnerabilities	Nessus Network Monitor	Operating System Detection	4/10/2019	4/10/2019	critical

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